初心者・入門者向け・廉価なオーディオインターフェイス、behringer U-PHORIA UM2を購入し、試してみました。
実況録音や、アフレコ録音の際、USB直でマイクを接続すると、ノイズがはいります。それを防ぐには、マイクとパソコンの間にオーディオインターフェイスをつなげるとよいです。
コロナの影響で宅録需要が急増しており、オーディオインターフェイスが入手困難で、本来欲しいものが数ケ月待ちであったり、高騰していたりしていますね。とりあえず、手に入る安いもので急場をしのぎたいという方の参考にどうぞ!
ベリンガー UM2のメリット3つ
ベリンガー U-フォリア UM2の特徴
低価格の理由 UM2はDAWのバンドルなしにすることで、製品自体の品質を保ちながら低価格を実現。
最高48kHz(ヘルツ)の解像度に対応。理論上、可聴域を超える24kHzまでの再生/録音が可能です。
UM2は16bitタイプです。オーディオインターフェイスは通常16bitと24bitがあり、数値が高いほど音質がよく、細やかなニュアンスも表現できます。
高品位マイクプリアンプを採用
Windows XP、Mac OSX以降のPCに対応し、USB接続(USB1.1)でバスパワー(PCから電源供給)。
Macは、ドライバー(接続するためのソフト的なもの)のインストールなしで簡単に接続できるので便利です。
Windowsは、ドライバーのインストールが必要な場合があり、初心者さんに難しく感じるようです。
Avid Pro Tools、Ableton Live、Steinberg Cubase など、ほとんどすべての一般的なレコーディングソフトウェアと完全に互換性があります。
同時入出力数 2in/2out (同時に2入力が可能なので、例えばギターの弾き語りも別々のマイクを使ったレコーディングが可能)
- XLR/フォーンコンボ入力(マイク入力でボーカルやナレーション録音可)
- 標準フォーン楽器入力
- 2系統のRCAアナログ出力
- 標準フォーンヘッドホン出力
- ダイナミックマイク・コンデンサーマイク(48Vファンタム電源あり)対応
- 楽器専用のINST入力端子あり、ギターの同時録音、弾き語り可能
左から、マイク側XLR(メス)XLR(オス)・マイク側XLR(メス)標準フォーン(オス)・標準フォーンプラグ(楽器)
オスは飛び出てるタイプのプラグのことです。
接続の仕方
ヘッドホンは右側。プラグが太いタイプ用なので、細いのをつなげたい場合は、変換プラグをつかいます。
マイクは左側にさします。上のつまみでゲイン(入力の感度・大きさ)を調節できます。
ギターなどの楽器は、真ん中のINST2にさします。同様に上のつまみでゲインの調節ができます。
USBの平べったい方はパソコンにさします。
スピーカーなどをつなげたい場合は、アウトプット2(R)1(L)に
つなげ方や、実際録音した音声などは動画でご視聴ください。
- DAW ソフトはついてない(低価格にするため)
- ダイナミックマイク接続の場合ゲインを最大にしないと音量小さい!
- 録音品質はよいのですが、ヘッドフォンでのモニター音声が他のメーカーのものと比較するといまいちでした。
使ってみた感想
コロナで品薄な状況下のなかで、比較的入手しやすく(在庫あり)廉価な点が評価できるとおもいます。
品質も、ノイズの低減という機能をはたしてくれるし、必要最小限のシンプルな仕様なので操作も簡単なので入門機にはよいです。
Macユーザーの場合は特に接続簡単でおすすめ。
いろいろつかった中で、安価なオーディオインターフェイスはどれも入力感度が小さい(ゲインをあげる必要がある)とおもいます。このUM2もそんな感じでした。
レビューでは、ダイナミックマイクの場合、コンデンサー型に比べてダイナミック・マイクではゲインが低いという記述もありました。
アフレコ・実況録音・DTM入門機・予備機というとらえ方ならメリットある商品です。
Xbox1、プレイステーション4、スイッチ、WiiUは実際試してみました。HDMIでつなげるゲーム機は大抵できるようです。
配信用ソフトとゲーム録画用ソフトとオーディオキャプチャー・マイクなど用意
録画用のソフトで入力機器(オーディオインターフェイス)を選択、配信側のソフトでどのマイクを使うかを選択。(接続されてる機材の名前がでるので選択)
ゲーム実況や動画編集用アフレコには十分な品質です。コスパよいですね!
ちなみに接続するマイクは、コンデンサーマイクより、ダイナミックの方が使いやすです。コンデンサーにすると、机の振動拾ったり、あーっとか絶叫すると音割れやすいから不便。