今回は、MIDIデータを使って超簡単にカラオケを作る方法を解説します。
midiというのはデジタル音楽のデータの規格のことで、演奏に関するいろんな情報がつまっているものなです。
みなさん大好きカラオケも、実は多くがMIDIデータによってつくられています。
midiの入手方法
昔はパッケージでも販売されていましたが、今はダウンロードが主流ですね。midiを販売しているサイトがいくつかありますので紹介します。
まず、midiの入手方法ですが、一番確実なのが、YAMAHA ミュージックデータショップでの購入です。
1曲220円くらいからあり、月額550円で5曲の定期購入だと1曲あたり110円と缶ジュースより安く購入できます。
ローランドネットワークサービス
https://www.roland.mu/consumer/index.html
ぷりんと楽譜 https://www.print-gakufu.com
楽譜の他にmidiデータも販売されています。
次に、無料でmidiをダウンロードするという方法です。
特に有名な洋楽はフリーのmidiがネット上にころがってますので、検索してみるといいです。英語のサイトがほとんどです。英語が苦手でも、好きな曲名は読めますよね!
曲名 + midi や、アーティスト名 + midi 、またはこのキーワードに free(無料)を追加して検索すると、無料でダウンロードできるmidiサイトがでてきます。
「ウイルスに感染しました」という表示が突然でることがありますが、アプリをインストールさせるための広告なのでクリック等せず閉じてしまいましょう。
フリーのmidiは、個人の方が趣味で打ち込みしたものを配布しているというのがほとんどなので、クオリティーはピンキリです。人気曲は、いくつもみつかると思うので、くらべてみてもおもしろいとおもいます。
midiを鳴らしてみよう
midiが手にはいったら、さっそく聞いてみましょう。
お手持ちのDAWソフトで、再生できるので試してみてください。
「GarageBand」ガレージバンドでやってみましょう。midiファイルを開くと下の写真のようにトラックができます。
これだけの量のデータを自分で打ち込むとなるといったい何日かかるでしょうか?そう考えると数百円で、プロのクオリティのデータが使えるというのはお安いですよね!
しかし、何もいじらずにそのまま再生するとチープなおもちゃのような音になることがあります。
midiを加工してみよう
読み込んだmidiトラックを自分の好みの音に設定しなおしていきます。
原曲によりちかづくように楽器(音源)をかえたり。
メタル曲のディストーションの効いたギターをアコギ音源にかえてみるとか、たくさんあるトラックをあえて、ドラムとギターだけにしてみるとか、お好きなように加工できるのでいろいろ試してみると面白いです。
また、ギターソロの打ち込み方とか、ドラムフィルどうなっているのかとか、プロの打ち込みを詳細までみることができるので、すごく勉強になります。