スタジオでイヤモニする方法

スタジオミキサーでイヤモニする方法

バンドのスタジオ練習で イヤモニする方法

爆音バンドのスタジオ練習でボーカルをイヤホンでモニターする方法を解説します。

メリット

  • イヤホンすることで爆音が程よく遮断され耳の負担が減った。
  • 特定の音(自分の声)だけよく聞こえるようにできる。
  • 繊細な表現ができているか確認しながら歌える。
  • ピッチが合わせやすい。

デメリット

実際あまりデメリットを感じていないのですが、知人のアドバイスでは、イヤホンから爆音が出ると耳が壊れるから危ないということでした。現状イヤホンせず爆音で2時間のスタジオ練習をすると耳鳴り必須なので、イヤモニした方がいいように感じています。

外音を密閉しすぎるとせっかくバンドメンバーと合わせている呼吸のようなものも遮断されてしまう感じなので、若干隙間を開けて外音も聞くようにしていました。

私の場合、爆音の中で声を大きく出すことに集中するあまり、発声が汚かったり無理してる感があったり、ピッチが狂ったり。それは、爆音の中では気づけず後で録音で確認するとわかるのです。イヤモニでそうしたニュアンスを歌いながら確認できるのはメリットだと思いますが、大きな声出さなくても聞こえると、声量を鍛えにくくなるという意見もあるようです。

ミキサーにイヤホンを接続

ミキサー接続図

スタジオミキサーの接続図です。

ミキサーに、ボーカルマイクだけさしてある場合は、出力できる端子からモニターすればいいので簡単だと思いますが、メインボーカルマイク、コーラスマイク、キーボードといったように、複数の入力があった場合どうしたらいいのかわからない!とお困りの方もいらっしゃると思います。

(T_T)図見てもわからな〜〜〜い!

(・・?)スピーカーから出る音とは違ったバランスでイヤモニに音を送りたい!

例えば、ボーカルだけにして他はカットするとか、キーボードの音だけ大きめに聞きたいとか、その方法を説明していきます。(^o^)/

AUX SEND 端子(オクジュアリ センド)にさす

ミキサーの機種にもよりますが、AUX SEND 端子は、スピーカーとは違うバランスで演奏者ようにミックスした音を出力できる端子です。

図の赤い矢印の部分にヘッドホン端子をさします。

プラグが合わない場合があるので、変換プラグを持っていると便利です!

出したいチャンネルとAUXの音量を上げる

長方形の赤枠で囲ってある部分がAUXに関わるボリュームです。

ボーカルだけ音量あげたい場合は、ボーカルマイクがさしてあるチャンネルの AUXのつまみを回して調整します。

そして、AUXのマスターボリュームもあげます。これが0だと聞こえません。

いきなり大きくして、耳を壊さないように注意してください。徐々あげで!

FXを使いたい場合は、AUX2にさします。

リバーブなどFXのかかった音をモニターしたい場合は、AUX2(FX)にイヤホンをさし、チャンネルのボリュームも AUX2と書いてある方を調整します。

他に、FXの設定なども必要なので、このページでは説明を省略します。

ワイヤレスのイヤホンを使いたい場合

AUX端子に、イヤモニシステムの送信機を接続します。

ブルートゥースで、イヤモニする場合は、Bluetooth 5.0で、APTX Low Latency対応のもであればできます。送信機と受信機(イヤホン)ともに対応していないと遅延の原因になります。遅延すると、ボーカルが遅れて聞こえてくるので、イヤモニとして機能しません。詳しくは→ブルートゥース イヤモニ ワイヤレス システム

受信機能のついたワイヤレスイヤホンの場合は、APTX Low Latency対応かどうか確認が必要です。対応していないと遅延します。

こちらも、Bluetooth5.0対応のものを選びましょう!

動画でもミキサーの接続の仕方を解説していますので参考にしてください。

今回使用した、ワイヤレス用トランスミッターとイヤホン

実際動画で使っているタイプが販売終了したため、スペック的に同等以上の商品を紹介しておきます。
閲覧のタイミングによってリンク先のShopで掲載商品の変更があるかもしれないので、Bluetooth 5.0以上で、APTX Low Latency対応、技適マーク付き、3点のチェックポイント確認の上ご利用ください。

送受信とも遅延のないタイプはこれ!

下記2点は、Bluetooth5.0で送受信ともにAPTX Low Latencyに対応しており、技適マークも取得済みです。条件オールクリア。

自身で他にもいろいろ探したい場合、アマゾンは技適マーク取得済みかどうかの表記があいまいなものが多いのでしっかりチェックした方がいいです。表記がないものは、問い合わせて確認しましょう。APTX Low Latencyは、送受信機ともに対応しているかも重要、片方のみでは遅延します。

イヤモニシステムについてはこちらのページでも詳しく解説しています。

トランスミッターとイヤモニのペアリングの仕方や接続方法などがわかります。

ブルートゥース イヤモニ ワイヤレス システム

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