風呂に入っていたらひらめいた!
「バンドで、最高にカッコいいハードロックのオリジナルをやりたい!」
そんな熱い想いを胸に、当時「パリスエロス」というバンドをやっていた私は、1週1曲オリジナルを作るという課題に挑戦していました。X JAPANみたいな曲作りたいなあ・・・
そんなある日のこと。朝から湯船にどっぷりと浸かっていると、突如ひらめいたのです。

「X JAPANといえば……そうだ、青い薔薇だ!!」
頭の中から一気に溢れ出すカッコいいメロディとフレーズ。 「忘れてたまるか!」と、私はそのフレーズを繰り返し歌いながら風呂を出ました。濡れた髪のままギターをひっつかみ、一気にかき鳴らして作り上げた曲。
それが、『青い薔薇』です。この度バンドバージョンでライブする記念に、製作過程の青い薔薇の音源を限定公開します。未熟な音源で恥ずかしいですが、こんなレベルから始まったという軌跡です。
バンドメンバーと共有するための当時のデモ曲
第一弾 2015/10/25_UP 初公開 https://youtu.be/9vK5YytXoLY
それから、自分でアレンジをバージョンアップして、一般公開
第二弾 2016/6/18_Ver2_UP https://youtu.be/sy0rE-Buirs
大人には自動的な「卒業」がない
風呂で冗談ぽく作り始めた「青い薔薇」ですが、自分の感情をつめこむ作業が始まります。
この曲の歌詞は、仲間たちとの心地よい居場所から離れて、自分の夢を追う、孤独な「出発」から始まります。
学生の頃は、時間が経てば「卒業」が自動的に訪れます。それは紛れもなく、新しい自分への強制的な旅立ちです。 しかし、社会人になると、そんな人生の節目は自動的にはやってきません。
その時は「自分で決めるしかない」のです。
「自分が本当にしたいことは何だ?」「ここに居ることではないんじゃないか?」 なんとなくそう感じていても、居心地の良い場所を離れるには覚悟や勇気が必要だし、孤独感や不安がつきまといます。
それでも、心の中に生じた「ひとかけらの違和感」を無視してはいけない。 「ここじゃない!ドアを開け!一人で飛び出せ!」 自分の魂に刻まれたメッセージを信じて挑戦の道を歩み始めるのです。

「錆びついたチェーン」に藁(わら)をもすがる想いで
歌詞の中に、こんな一節があります。これは、サビ前のフレーズとしてのちに加筆されたパートです。
凍えた手でたぐりよせた、錆びて朽ちたチェーン 頼るすべは君の声と 記 憶 だ
目の前には誰もいない、真っ暗闇の中を進む。 掴めるものは、綺麗で頑丈なロープなんかじゃない。いつ切れてもおかしくない、冷たくて錆びついた鎖だけ。文字通り、藁をもすがる思いでそれを凍えた手でたぐり寄せ、一歩一歩進むのです。
その極限の状態で、私の耳の奥に響いていたもの。 それこそが、これまで出会ってきた先生、友人、親がくれた温かい「励ましの声(君の声)」。 そして、自分の魂に強烈に刻まれている「使命感(記憶)」でした。 目には見えなくても、その声と記憶だけが、暗闇を進む唯一の命綱でした。
バンド消滅から10年。孤独な歳月
しかし、現実は甘くない。 当時のバンド「パリスエロス」ではオリジナルをやることは叶わず、メンバーの脱退などによってバンドは自然消滅。 普通ならそこで諦めてしまうのかもしれません。しかし、私の情熱は消えませんでした。
振り返れば、そこから10年という歳月が流れていた。
「オリジナルを一緒にやれるメンバー」を探し続けながら、私は一人、黙々と曲のアレンジを学び続ける日々を送りました。冷たい雨に打たれ続けるような、曲作りに関しては気が遠くなるほど孤独な10年間でした。
だからこそ、先ほどのフレーズと共に、後になって、サビ前にこのパートをどうしても付け加えたくなったのです。
凍る風も 刺さる雨も やがてやむだろう
冷たい雨に打たれ続けた先には、その雨も必ず止む。自ら道を切り拓く旅路に、どうしても「希望」の光が欲しかった。私の、魂の追記でした。
下記の音源は、いつか超絶ギタリストさんにギターソロを弾いてもらうために準備したバージョン。私の打ち込みギターがうっすら入っています。導入部分の効果音や、ピアノのアレンジも初期の音源と比べてかなりX JAPANぽくなったかな?何よりサビ前に加筆した部分の高揚感が凄まじいです。
「不可能を可能にする」未来の証明へ
青い薔薇の花言葉は、【不可能を可能にする】。
不可能に思えたこの曲の完成ですが、諦めずに鎖をたぐり寄せ続けていたら、この曲を最高のバンドサウンドに仕上げるために、本当に多くの方が力を貸してくださいました。特に、アレンジ講師の熊川ヒロタカ先生、ギタリストの丸山さん、ドラマー菊池さん、CHOPPERS LABさんの存在はありがたかったです。また、ライブで一緒に演奏してくれるパリスロックのみなさんにも心から感謝します!
これまでの人生で、この曲の歌詞に一番励まされ、救われてきたのは、他でもない私自身です。 だからこそ、「今度はこの歌が、挑戦の途中で孤独や不安を感じている『他の誰か』の勇気となり、支えになってほしい」という想いでいっぱいです。
この曲を完成させ、世の中に出す。 バンドで熱く演奏し、魂を込めて歌い上げる。 かつて何度も自分を励ましてくれたこの歌と共に、パリスロックの新たな挑戦が今、ここから始まります。
ぜひ、6月6日の長岡で、私たちの魂のサウンドを聴いてください!
歌詞紹介
「青い薔薇」作詞・作曲 パリ子
奇跡の薔薇とキスを交わして
指に絡んだ髪をほどいて
このドアを出たら もう戻らないさ
冷たい雨に打たれたとしても
凍えた手でたぐりよせた
錆びて朽ちたチェーン
頼るすべは君の声と 記 憶 だ
トゲッタチャンス アドバンスアヘッド
ミスティリアスブルー トゲッタチャンス
ウィアブルーローズ
トゲのない花は優しいけれど
折られてしまう 儚さがある
この身を守る 刃を授けて!
闇を切り裂き 進みゆくために
凍えた手でたぐりよせた
錆びて朽ちたチェーン
頼るすべは君の声と 記 憶 だ
トゲッタチャンス アドバンスアヘッド
ミスティリアスブルー トゲッタチャンス
ウィアブルーローズ
このドアを出たら もう戻らないさ
冷たい雨に打たれたとしても
凍る風も 刺さる雨も やがてやむだろう
頼るすべは君の声と 記 憶 だ
トゲッタチャンス アドバンスアヘッド
ミスティリアスブルー トゲッタチャンス
ウィアブルーローズ
ライクアブルーローズ
ライクアブルーローズ
ライクアブルーローズ
ライクアブルーローズ
ライクアブルーローズ
ライクアブルーローズ
ウイアブルーローズ


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